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清閑 PERSONAL DIARY

2024.3.30 (土) 裸でいるより涼しいシャツ

きのうの夕刻、箪笥の引き出しの、ユニクロの超極暖のシャツを、おなじユニクロの木綿のシャツに全交換した。パタゴニアのR1エアクルーは、グッドオンの木綿のTシャツに全交換した。二階級特進のような、一気の衣替えである。

ところできのうに引き続いて香港のはなし。

「共産中国に飲み込まれた現在の香港には行く気がしない」という人がいる。香港の魅力のひとつは開放的な放埒さにあった。その空気は現在、どのようになっているだろう。僕は香港は、過去に4回、訪ねている。初回は1978年、2回目は1983年、3回目は1996年、4回目は2000年。つまり24年間のご無沙汰である。

友人の親戚で、香港からカナダに移り住んだ家族がいる。先ず子供をカナダに留学させる。その子供が知識を蓄え環境を整えたところで残された家族が海を渡る。一家はそのような手順を踏んだという。僕が香港の住民だったら、メシが食える限り、香港に居残るような気がする。

百德食品公司の豆板醤も、利工民のシャツも、香港に居続ける人がいるから、今でも手に入れることができるのだ。利工民の秋鹿印のシャツは、裸でいるよりこれを着た方が涼しくなる、不思議なひと品である。


朝飯 菠薐草のおひたし、細切り人参の炒り煮、納豆、肉末粉絲、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菜花の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 レタスとベビーリーフと蜜柑のサラダミートボールとチーズのスパゲティChablis Billaud Simon 2018


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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