2024.3.11 (月) 梅と桜
起きて服を着て、寝室から洗面所に移動する。うがい薬などを載せた棚の時計は2時42分を指していた。食堂に来てお湯を沸かしつつコンピュータを起動する。「ぐるなび」を経由して「汁飯香の店 隠居うわさわ」に予約が入っている。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」の予約は「ぐるなび」をはじめ、隠居への電話、上澤梅太郎商店への電話、更には家族個人への口頭やメッセンジャーを通じてもいただく。それらが集約されているのは事務室の壁に貼られた予約表だ。「ぐるなび」に空席があったとしても、油断はならない。
今朝はそれほど寒くないから上着は着ないまま1階の事務室へ降りる。壁の予約表を外して4階の食堂に戻る。そしてそれを確かめた上で即、お客様には予約を承った旨のご返事をお送りする。
月曜日には、直近1週間の売上金を銀行に入れる。その額が徐々に上がってきた。気温も同時に上がっていってくれれば有り難い。
「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」と言われるものの、隠居の庭では桜も梅も、しばらく前に剪定を受けた。梅の枝の一部はいま、店の大壺に投げ込まれている。その白梅が空気調整器からの温風のせいか、随分と開いてきた。
「這えば立て、立てば歩めの親心」とおなじく、次は桜に期待をしてしまう。桜はやはり、昨年より早く咲くだろうか。
朝飯 蓮根のきんぴら、ブロッコリーのソテーとスクランブルドエッグ、納豆、細切り人参の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草と長葱の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 2種のパン、生ハムのムース、ブロッコリーと「つじむら農園」の長葱「一翠太」と豚肉のソテー、Chablis Billaud Simon 2018