2024.2.23 (金) 無骨なかたまり
おとといの日記に書いたプロテックスFP-32Nが、朝のうちに届く。外箱は捨てたらしく、一般には「プチプチ」と呼ばれる緩衝材で包まれている。それを、はさみを使って慎重に開く。
メルカリの出品者の説明は「3回ほど使用しました」とのことだった。しかし地面に接する4つの突起には何の跡も無い。キャスターも、地面に触れた様子が無い。外側には小傷はおろか擦れたところさえひとつも見あたらない。中を開けると、保証内容を記したカードや鍵の密封されたプラスティック袋は封が切られていない。「3回ほど使用しました」が本当なら、自宅の玄関から慎重に抱えてクルマのトランクに収め、出先では絨毯の上にしか置いていない、そんな使い方だったのではないか。
税込み211,200円とはいえ、今や「誰でも持ってる」感のあるリモアのオリジナルキャビンにしなくて良かったと、つくづく思う。そして床に置いた無骨なかたまりに、事務机から何度も目を遣る。
新しい宣伝媒体の英文を確認して欲しいと、午後、長男に原稿を手渡される。僕が勉強をしたのは中学3年生までで、だから僕の英語力は、その程度のものだ。少なくない経費を支払い翻訳会社に訳してもらった英文を校正する能力など自分にあるのだろうかと疑問を覚えつつ、その文章に臨む。
「この表記は会話に用いるもので、印刷物としてはくだけすぎなのではないか」と思われる2ヶ所を黄色い蛍光マーカーでなぞる。「明らかな誤訳でしょ」というところもなぞる。「ここは固有名詞ではなく一般名詞の方が無難だろう」と思われるところもなぞる。他にも数ヶ所をなぞって長男に戻す。
「これを訳したのは日本語に堪能なネイティブかね。英語に堪能な日本人なら、こんな間違いはしねぇだろう」と、ある部分につき問えば「そこは日本人にも難しいところかも知れない」と、長男は解釈をしていた。とにかく、前へ進んでいこう。
朝飯 なめこのたまり炊のフワトロ玉子、茹でたブロッコリー、ジーマミー豆腐、梅の実ひじき、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と小松菜とトマトの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 蓮根のきんぴら、大根おろしを添えた厚揚げ豆腐の網焼き、牛肉と舞茸のすき焼き風、菠薐草の胡麻和え、鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、「黒龍」の「垂れ口純米吟醸」(冷や)、洋菓子、Old Parr(生)