2024.2.14 (水) 汁飯香
上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、上から税込5,000円、3,000円、1,800円と、これまであった3種のお膳を、冬休み明けの3月からはもっとも簡素な1,800円の「汁飯香」のみにするとは、今月5日の日記に書いたことだ。
この「汁飯香」は、ごはん、味噌汁、漬物さえあれば、人は充分に満足ができる、ということを知っていただくための、いわば和食の入門編である。「日本人に和食を伝道しようというのか」と問われれば「その通り」と、僕は答えるかも知れない。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」にいらっしゃれば、ごはんと味噌汁と漬物だけで、充分に満足いただける。その自信はあるものの、中には「おかずもすこしは欲しい」というお客様もいらっしゃる。そのような方には定番のおかずを3種、季節のおかずも3種ほどはご用意する。
品書きには写真を添えた方が親切だ。しかしそれを本職に撮ってもらう時間は無い。よって今日は10時よりその撮影が隠居で行われた。作るのは家内、撮るのは長男。僕のしたことは味噌汁のための葱を朝のうちに買ってきたのみである。
お膳の簡素化と共に、飲物の種類も大幅に削った。それで不便をお感じになるお客様は多分、数百人にひとりに留まると思う。新しい品書きは、いつごろできるだろう。
ところで今日は、昨年2月14日に産まれた孫のカコの1歳の誕生日だ。彼女はひと月ほど前から歩き始め、それと同時に顔つきや行動も、赤ん坊から子供に近づいてきた。すべての赤ん坊や子供に望むのは「元気で長生きをしてください」ということに尽きる。
朝飯 小松菜のおひたし、牛蒡と人参のきんぴら、しもつかり、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、胡瓜の古漬け、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ポテトサラダ、スパゲティミートソース、チーズ、ウォッカマーティニ、Chablis Billaud Simon 2018、CLOS DU MAROUIS 1986、いちご