2024.2.3 (土) 節分
朝、歩道を掃除しながら、ふと気づくと箒の先に赤く長い毛が絡みついていた。咄嗟に頭に浮かんだのは「赫い髪の女」だった。中上健次原作、神代辰巳監督、宮下順子主演のその映画を観たことはない。ただしポスターには、池袋だったか浅草だったかで、しげしげと見入った記憶がある。「赫」という文字が印象的だった。
「赫」の文字が思い出させるもうひとつは野坂昭如による「赫奕たる逆光」で、こちらは読んだ。僕は本の内容は読むそばから忘れるから、家の本棚に見つかれば、また読んでみたい気もする。
事務机の電子卓上計算機に「10:00 二宮神社」と赤いフェルトペンで記したポストイットを貼りつけておいたにもかかわらず、実際に出かけられたのは14時30分を過ぎてからだった。豆と神饌とお守りを受け取り、会社に戻ってそれらを神棚に上げる。豆まきはきのう孫がしてくれたため、今日の豆は初午のしもつかりに使うつもりである。
夜はあれこれにより飲みさしのワイン2本を干して、早々に寝室に入る。
朝飯 鮭の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け焼き、油揚げの玉子包みと小松菜の炊き合わせ、炒り豆腐、納豆、白菜漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬。メシ、若布と椎茸と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ポテトサラダ、パン其の一、パン其の二、ビーフシチュー、Chablis Billaud Simon 2018、CLOS DU MAROUIS 1986