2024.1.25 (木) 明朝のおかず
「これほど暖かいなら、この冬は雪は降らないのではないか」と言う人が、昨年の末にいた。しかし年が明けてしばらくすると、何だか寒くなった。人の五感は情報を科学的、数学的には関知しない。錯覚と言っては言葉が過ぎるかも知れないけれど、すべては「そんな感じがする」くらいのところではないか。だから今の寒さが例年にくらべて本当に寒いのかどうかは、僕は分からない。
分からないけれども何だか寒い。それに加えて今月20日の日記に書いたように、着ぶくれを嫌う気持ちが昨年より増した。よってきのうは「分厚くなくて動きやすくて保温性もあり」というU.L.サーマラップジャケットを京橋のモンベルで買った。ウェブ上や店頭でためつすがめつしながら結局は買わない、ということが僕にはままある。そういう僕がこれは数十秒の検分で買うことを決めた。自分としては上出来の行動である。
今日は朝からこの上着を身につけて社内を回る。蔵では「なめこのたまり炊」の仕上げを行っていた。上澤梅太郎商店の人気ナンバーワンは「らっきょうのたまり漬」で動かない。しかし僕が子供のころから今に至るまで最も好きなのは「なめこのたまり炊」である。
夕刻のミーティングの最後に、その「なめこのたまり炊」の、最後のひと瓶には足りなかった半端を製造係のタカハシアキヒコ君が手渡してくれた。明朝のおかずはこれで決まり、である。
朝飯 きのう「四季旬菜日本料理虹-kou」から持ち帰った炊き込みごはん、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、白菜漬け、若布と大根の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「魚登久」の其の一、其の二、其の三、其の四、其の五、其の六、6種の日本酒(冷や)