2024.1.18 (木) 第43回日光MG(2日目)
第4期の経営計画では、上げるべき経常利益を50円としていた。しかし実際には32円に留まった。計画を下まわったのは、材料を仕入れ、工場で作り、それを売る、その材料倉庫、工場、営業所の3個所でしばしば欠品を起こしたからだ。「ゲームに弱い者は、せめて在庫にだけは注意を払え」という教えがある。しかし僕のように下手な人間は、それすらできないのだ。
勉強のできない人は、勉強のできる人が、なぜできるかが不思議でならない。運動神経に恵まれない人は、運動の得意な人が、なぜ得意なのかが不思議でならない。不器用な人は、たとえ定規を使っても直線を引くことができない。マネジメントゲームもまた、おなじことである。
とにかく第4期に僕は32円の経常利益を上げた。しかし得意先倒産の特別損失を引いていたため、税引き前の当期利益は僅々2円に留まった。第5期にもそれなりの利益を上げることはできた。しかし第1期から第3期までの累積損を取り戻すまでには至らなかった。この日記を書き始めたのは2002年9月。その23日と24日に藤沢で行われた湘南MGと、22年後の今回も、おなじ経過を辿ることとなった。
さてマネジメントゲームでは、第6期への備えを水準以上に保ちつつ第5期末の自己資本の高い順に表彰をされる。今回の最優秀経営者賞は東京のオノリョータさんで、自己資本404円。優秀経営者賞は地元のハラダトモミさんで、自己資本は402円。もうひとりの優秀経営者賞は山形のタカダショーヘーさんで、自己資本は390円だった。
さて今回の参加者は社内から17名、社外から16名の、計33名に上った。そのうち東北新幹線や東海道新幹線でお帰りになる4名様は、僕がJR今市駅までお送りすることになった。目指すは17時26分発の宇都宮行き。しかし駅から2キロメートルほど手前の大谷橋に差しかかったときの時刻はいまだ16時。ということは、道の駅で買い物をしていただいても1本前の16時26分発に間に合う。お土産を手にされた4名様は、プラットフォームまでお送りした。
会社に戻ると、日光MGに参加をしながら明日の準備も担ってくれた製造係イトーカズナリ君、タカハシアキヒコ君、タカクコータロー君の3名が家路に着くところだった。僕はちょうど会場から引き上げてきた長男と共に、地元の人の待つ打ち上げ会場へと向かう。
朝飯 「湯けむり真ごころの宿・一心舘」の朝のお膳、鴨鍋、鮭のバター焼き
昼飯 「湯けむり真ごころの宿・一心舘」のカレーライス、らっきょうのたまり漬
晩飯 ”COCO’S”のピッツァトリプルフォルマッジ、カラフの赤ワイン、「山泉楼」の皮蛋、五目あんかけ焼きそば、豚バラ肉のやわらか角煮、他あれこれ、 「浙江大越紹興酒有限公司」の「紹興貴酒」(生)