2024.1.17 (水) 第43回日光MG(1日目)
マネジメントゲームとは、参加者の一人一人が自分の会社を持ち、2日間をかけて、盤上に5期分の経営を展開するものだ。西研究所のニチジュンイチロー先生がソニーにお勤めの時代に開発をされた、教育方法である。僕はそれに、1991年6月に初めて触れた。
これを会社に広め、いずれは全社的に行いたいと、僕は考えた。それが曲がりなりにも実現した日を知るには、コンピュータの「MG」というファイルを開く必要がある。第1回目は2001年1月17日からの2日間だったことを、今回はあらためて知った。そのときの参加者は27名。社員は23名で、社外からは4名の方が加わって下さっていた。
ニシジュンイチロー先生による講義は10時に始まった。ゲームは第1期、昼を挟んで第2期、第3期と進む。
33年間もマネジメントゲームを続けながら、僕はゲームは大変に下手である。下手の理由は、こうと決めた方針を堅持しない、潮目が変わっても手法を変えない、周囲を観察する力に優れない、危機感に欠けるなど、枚挙にいとまが無い。それが分かっているなら、その逆を行けば良さそうなものだが、分かってはいるものの、できないことはできないのだ。
第1期初に与えられた自己資本300円は、第3期末には188円まで減っていた。僕に救いがあるとすれば、マネジメントゲームの2日のあいだに幾度も語られるデータベースソフト「マイツール」については、1992年の6月から使い始め、以来30数年のあいだ、これにより現実の会社では利益を出し続けている、ということだろうか。
夜に至って第4期の経営計画を立てる。そして夕食と交流会を経て0時すぎに就寝する。
朝飯 「湯けむり真ごころの宿・一心舘」の朝のお膳
昼飯 「湯けむり真ごころの宿・一心舘」の昼のお膳
晩飯 「湯けむり真ごころの宿・一心舘」の夜のお膳、交流会のレッドアイ、白ワイン