2024.1.8 (月) 水兵離別
目を覚ましてひと休みをしてから…と書けば「目を覚ましたときには充分に休んだ状態だろう」と誰かに反論をされそうだ。しかし僕は、目を覚ましたときが1日の中で最も疲れているような気がする。とにかくひと休みをしてから枕頭のiPhoneに手を延ばし、時刻を確かめる。表示は4:55。即、起き上がって床のサンダルを足で探る。シンデレラの0時ではないけれど、5時台の起床は僕にいじちるしく「損した感」をもたらすのだ。
開店前の銭皿には、きのうの閉店後に整理した古い紙幣による16万円があり「5000札1束、1000円札6束」のメモが添えられている。釣り銭用の金庫を開き、覗き込めば、年末に両替した1000円札は1束が残るのみだった。「千円枯渇」と腹の中で呟くと同時に「水兵離別」という、元素記号の配列を覚えるための語呂合わせを思い出す。この「水平離別」も「貸そうか、まぁ、あてにするな」のイオン化傾向も、受験勉強の経験を持たなかった人には無縁のものだろう。
連休の最終日の今日は、早くも店は随分と静かになってしまった。これからお彼岸にかけては、更に静かになることが予想される。そのような時期にはまた、別にすることがあるものだ。
18時30分、都合のつかない少数を除いたほとんどの社員が街の焼肉屋に集合する。そして賑やかに新年会を催す。
朝飯 茹でたブロッコリー、トマトのスクランブルドエッグ、おでん、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「板門店」のあれや、これや、それや、他あれこれ、「眞露」(お湯割り)