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清閑 PERSONAL DIARY

2024.1.7 (日) 夜が明ける前から

翌早朝にこなすべく自宅に仕事を持ち帰っても、目覚めて食堂に出れば先ずは日記に取りかかってしまう。それは仕事より日記を書く方が断然、面白いからだ。今朝はきのうの日記を書き終えても時刻は5時20分だったため、余裕を以て仕事に取りかかる。

その仕事とは明後日のための釣銭つくり、および今日の午後までに町内の自治会長と地区委員長に手渡す必要のあるお金の準備だ。特に町内のそれは、紙幣を入れる封筒が数十枚に及ぶ。夜が明ける前から金の勘定などは気の進まないことだが、まぁ、仕方が無い。

1月の連休は、今日と明日が最初で最後だ。つまりは頑張りどころである。その本日の15時から、よりによって町内役員の新年会が開かれる。僕は会計係にて、前述の封筒を持参し、更には積立金の説明もしなければならない。

積立金とは、役員が親睦旅行のために毎月、積み立てているものだ。日程が合わず旅行に参加できなかった人がいれば、その年の積立金は本人に返す。ところがきのう2019年まで遡って調べてみたところ、参加を見合わせたにもかかわらず、年度末に返金をしていない人があった。返金はしたものの、即、同額を入金した人もいる。更には新型コロナウイルスの蔓延により2020年以降は旅行を行っていず、その分のお金も積み上がっている。

今年の親睦旅行は来週の、伊勢神宮への初詣だ。役員は11名。しかしそのうち僕を含む3名は都合がつかず、参加は見合わせる。つまり、積立をしてきた11名のうち誰に幾らを返すのかの計算が、今回は非常に面倒なのだ。

「その計算は旅行の後で良かんべ」と新年会の席上、自治会長のウカジシンイチさんは言ってくれたから、すこしは楽になった。皆が伊勢神宮から戻るまでにもう一度、誰に幾らを返すべきかを検証してみよう。

新年会は幸いにも17時前に完了した。よって即、店に戻って仕事を再開する。


朝飯 菠薐草のおひたし、ウインナーソーセージとブロッコリーのソテー、おでん、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、七草の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 町内役員の新年会で支給された「魚べい」の鮨、公民館の押入れにあった日本酒(燗)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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