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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2024.1.2 (火) 初売り

いつも一番に出勤をする包装主任のヤマダカオリさんは、今日も一番乗りだった。ヤマダさんはシャッターをくぐって事務室へ入るなり、外の新聞受けに届けられていた年賀状を手渡してくれた。僕は「そういえば」と、その輪ゴムでまとめられた束を受け取る。年賀状が楽しみでならなかったのは、高等学校に通っていたころまでのことだろうか。半世紀も前の物語である。それでもその束のいちばん上には同級生ヤマモトタカアキ君からのものが見えたから有り難く感じ、更に、東京から大阪に転じた彼の住所はしっかり記録しようと考える。

上澤梅太郎商店は、その年の最初のお客様には片山酒造の酒粕焼酎「粕華」を進呈している。道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場の掃除と納品から戻ると、それらしい袋を提げたお客様がご自分のクルマにお戻りになるところだった。連休をはじめお盆や正月など世間が休みの日には、開店の8時30分より前にいらっしゃるお客様が少なくない。今朝のお客様も、その例に漏れなかった。

午前中こそ静かだったものの、昼の2時間ほどはお客様が多くなって、一時はキャッシュレジスター前の列が長くなった。そのようなとき僕は、お客様をお待たせしてはいけないと、大いに焦る。しかし長男と販売係のサイトーミホコさんは一切、慌てない。ひとりひとりのお客様に長く時間をかける。見習わなくてはならないと思うものの、僕や家内には、それがなかなかできないのだ。

本日最後のお客様は、海外からの方だった。そのお客様により金谷ホテルベーカリーの「百年ライスカレー(ビーフ)」と福音館書店の「おいしいおと」は売り切れた。正月限定の福袋も、間もなく売り切れるだろう。感謝、感謝である。


朝飯 お雑煮
昼飯 会社支給の「コスモス」のハンバーグ和風ジンジャーソース弁当
晩飯 梅花はんぺん、薩摩揚げ、蛸と香り野菜のマリネ、黒豆、津軽漬、いくらの「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、田作り、牛しゃぶ、Chablis Billaud Simon 2018、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(冷や)、「後藤酒造店」の「辨天純金酒純米吟醸」(冷や)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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