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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2023.12.28 (木) 浄化

今年最後の釣銭両替のため、9時に銀行へ行く。帰りは郵便局に寄ってハガキ数百通を投函する。その予定があったため、長男との神棚とお稲荷さんの掃除は10時からと決めていた。ところがその時間には、また外注SEとのウェブ会議が予定されていた。それは僕のカレンダーにも長男の手帳にも記されていたものの、僕も長男もそのことを忘れていた。よって掃除はその会議の完了した昼前から始められた。

掃除は主に長男が担い、僕は棚から降ろした神殿を外に出してハタキをかけること、またお稲荷さんから下げられた陶磁器製の狐を洗うこと、くらいのところで済んだ。会議の途中に届いたふたつの柱飾りを店と事務室に飾ると時刻は13時。それまでの勢いを駆って、事務室および事務室裏にあるふたつの流しも磨く。

昼食を摂って後も、先ほどまでの勢いは残っている。その慣性のようなものに従って、台所の排気扇の平面部分に溜まったホコリをアルコールで拭く。

神棚から下げた今年のあれこれは、大きな段ボール箱にまとめた。15時を過ぎるころ、その箱と新しい幣束や輪飾りを台車に載せて製造現場へ行く。ふと思いついて、輪飾りの中から6本を取り出す。そして1本はお客様のトイレに、1本は社員用のトイレに、残りの4本は4階の風呂場、洗濯場、ふたつのトイレの取っ手にそれぞれ掛けた。

蔵の中心部に建つ水神の碑をはじめ、社内の要所が次々と浄化されていく様子を目にすれば心は落ち着く。元旦にはそれらの場所に、お雑煮が供えられるのだ。


朝飯 鰯の梅煮、浅蜊の佃煮、パプリカのソテー、山くらげと人参と油揚げの炒め煮、温泉玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」で漬けた松前漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、蛸と長葱の味噌汁盛り蕎麦、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(燗)、チョコレート、Old Parr(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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