2023.12.2 (土) 恵比寿講
町内の役員としては育成会長を2期4年のあいだ務め、現在は会計係を随分と長く続けている。その経験からすると、お祭や行事は春から夏にかけてが多く、秋からは楽になる。それとは異なって、家の中のお祭は冬に多い。
豊年満作や商売繁盛を願う恵比寿講は、新暦では10月20日がその日とされている。しかしウチではほとんど旧暦に従ってこれを執り行っている。この日程をうっかり忘れると、鏡餅などはどこにもなく、尾頭付きの鯛も探すに苦労をするから、秋になると決まって今年のその日を家内に訊き、カレンダーに書き入れる。
きのうは鏡餅の注文が済んでいたかどうかを長男が「久埜」に電話で確かめた。鯛についても魚屋のオーシマさんに確かめた。今日はそれらが届くたび、長男は4階に運び上げた。家内は午後より事務室を離れ、厨房に入った。僕は和室の床の間に恵比寿と大黒の軸を掛けた。
すべては19時を過ぎるころに整った。床の間の前には家族8人が揃った。そしてこの1年間に感謝をし、次の1年間も無事に過ごせるようお祈りをする。
朝飯 らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、カレー南蛮汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 菠薐草のおひたし、紅白なます、メバチマグロの煮つけ、千枚漬け、けんちん汁、「立山酒造」の「立山純米吟醸」(冷や)、「久埜」の大福、Old Parr(生)