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清閑 PERSONAL DIARY

2023.11.25 (土) with LOVE

事務机の左手に掛けたカレンダーの、今日の余白には「9:45神社」と、青いフェルトペンによる書き込みがある。その下には11月25日の秋季小祭を報せる瀧尾神社からのハガキが糊付けされている。更に机上の電子計算機には「11/25土9:45神社」と、これは文字数が多いからボールペンで書いたポストイットがきのうから貼りつけてある。ここまでしないとすべきことを忘れてしまう可能性が僕にはある。あるいは神社の責任役員としての務めは、それだけ忘れるわけにはいかない、ということだ。

何年か前まで、秋季小祭には宮司から責任役員、当番町の役員、各町内の自治会長、神社総代、神社世話人が社務所に会しての直会があった。しかし年間を通してすべてのお祭が見直され、簡略化されて以降、直会は拝殿で1杯の酒を飲み干す形となった。はじめは素っ気なく感じられたこの新しい方式も、慣れてしまえば却って好もしく思われる。会社には10時20分に戻ることができた。

事務室には年末ギフトの発送伝票が、出荷日ごとに箱に区分けされて積み重なっている。その高さがいよいよ高くなってきた。地方発送は、今日の承り分は今月29日の出荷となっている。とすれば明日のそれは30日の出荷。日が進むに連れて、納期はいますこし延ばさせていただくことになるだろう。

本日最後のお客様は、閉店時間を過ぎてからいらっしゃった、シンガポールからのご家族連れだった。小さなお子さんを持つ夫妻は「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」を2本、ナッツとドライフルーツのたまり漬「山のにぎわい」を2本、そして湯波と菠薐草を具にしたフリーズドライ味噌汁”with LOVE”を35食お買い上げになってから、これの試食を希望された。よって別に1食をお求めいただき、それを店内の給茶器による熱湯で味噌汁にした。それを試された夫妻は更に25食を追加してくださった。

フリーズドライ味噌汁”with LOVE”は僕も海外への土産とすることがしばしばある。これは日本人だけでなく、現地の方にもすこぶる評判が良い。ただし上澤梅太郎商店でもっと上級の味噌「梅太郎白味噌」を原材料としてるところから量産が利かない。そこのところが難点と言えば難点である。


朝飯 揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、炒り卵、納豆、ブロッコリーとウインナーソーセージのソテー、茗荷の酢漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 じゃがいものフリットと茹でたブロッコリーとたまり漬によるソースを添えたビーフステーキAlpaca PREMIUM CABERNET SAUVIGNON 2022


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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