2017.6.9 (金) 西の夜と東の朝
目を覚ましたのは多分、2時台だ。しばらく経っても眠気は訪れないため、そのまま起きてしまう。仏壇に花と水とお茶と線香を上げながら、月が馬鹿に明るいことに気づく。満月だろうか。廊下の棚に納めた除湿箱から”NIKON D610″を取り出す。床に寝かせた三脚を拾い上げる。そしてその三脚に”D610″を取り付け、西南西の空の低いところにある月を撮る。時刻は3時28分だった。
一方、先ほどの除湿箱のそばには窓があり、ここからは北東の方角が望まれる。空には既にして朝の気配がある。時刻は3時30分。窓を一杯に開き、その空へ向けてシャッターを切る。
購入してから2年3ヶ月のあいだに6回も無料修理を繰り返した”RICOH CX6″は、昨秋の7回目の故障において遂に修理代が発生することになり、それを機に使うことを止めた。以降は”RICOH GRD IV”を普段使いとしているが、こちらも故障したらどうするか。まさか”NIKON D610″のような大きなカメラを持ち歩く気はしない。
“RICOH GRD”の、CMOSセンサーをAPS-Cサイズにし、WI-FI機能も備えた、だからボディも間延びして格好悪くなった最新型を買って普段使いとし、現在の”GRD IV”は温存する手を昨年から考えていた。今ひとつの候補は、今月23日に発売予定の”OLYMPUS Tough TG-5″である。オリンパス製カメラの頑強さは、”Camedia C-800L”の、つまり1990年代から経験して知っている。どちらを選ぶか、あるいはどちらも買わないかについては、いまだ決めていない。
朝飯 すぐき、ほうれん草のソテー、ミネストローネの最後のところ、煮昆布、胡瓜のぬか漬け、塩鮭、メシ、かき揚げと茗荷の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「和光」のお通しの酢の物、冷やしトマト、ドンゴロ鰯の素揚げ、銀鮭の網焼き、サービスの小芋煮、鶏の磯辺揚げ、麦焼酎「吉四六」(オンザロックス)