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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2023.9.21 (木) 本の販売

今月の13日は店を休みにして内部を改装し、翌14日に新装開店をしたことは、先週の日記に書いた。「上澤梅太郎商店書籍部」と名乗るのはいかにも大げさながら、新しい店には小さな棚を置き、そこで本を売ることも始めた。

これまで味噌、醤油、漬物を扱ってきた店で本など売れるものだろうか、しかし、このような本を選ぶ者どもが経営する店であるということは、すくなくともお客様にご理解いただけるのではないか、そういう淡い期待と共に本は並べられた。選択の基準は日光(栃木県)、旅、食、発酵の4点で、その範囲から逸脱することは慎重に避けた。

売れることに半信半疑で置いた本は、予想に反して初日から売れ始め、在庫が少なかったこともあって、3日後の17日には追加の発注を取次店にするに至った。

おとといは千葉雅也の「動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学」が売れて一驚を喫した。「こんなものは売れないに違いない」という先入観は、分かってはいるものの、やはり持つべきでは無いのだ。ちなみに僕が選んだ本は、いまだ1冊も、否、1冊くらいは売れたかも知れない。


朝飯 小松菜のおひたし、玉子焼き、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、かやくごはん、万能葱の味噌汁
昼飯 すり胡麻を添えたざる素麺
晩飯 めかぶの酢の物、ジーマミー豆腐、冬瓜と豚三枚肉の泡味炊き、鶏つくね団子、菠薐草の胡麻和え、夏太郎らっきょう、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生)、2種の葡萄


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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