2023.9.20 (水) 「たまり」とナッツ
本日は彼岸の入りにて、僕、家内、帰省中の次男との3人で、6時より墓参りに行く。お墓が近ければ、朝食の前に墓参ができる、これは有り難いことだ。新旧のお墓、そして叔父のお墓に花や水や線香を供えて帰ると、それでも小一時間は経っていた。とういわけで、朝食は普段より急いで摂った。
「最近、この街に越してきた。ご近所に料理の好きな人がいて『たまり』は上澤梅太郎商店のものが美味しいと聞いた」というお客様が午前にいらっしゃった。よってその陳列してある場所までご案内し、きのうはこれによるマグロのヅケを食べたことをご説明したところ、1本をお買い上げくださった。
午後、事務室にいてふと店に目を遣ると、そのお客様がふたたびお見えになっていた。急行してお声がけしたことは言うまでもない。買い物カゴには更に3本の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」が載せられたいた。お客様は、最初のお買い物の帰りがけにスーパーマケットでマグロをお求めになり、しかし「たまり」が1本ではいかにも少ないと、裏を返してくださったとのことだった。多いにありがたい。
「朝露」は味噌から一滴ずつを絞った正真正銘の「たまり」のため、小さな瓶でしか販売できない欠点がある。量産しようとすればできるものの、それでは現在の味が保てない。何とも、もどかしい限りだ。
夕刻がちかくなるころ、今度はナッツとドライフルーツのたまり漬「山のにぎわい」を一度に5本もお買い上げくださった母娘連れ様がいらっしゃった。過去にお召し上がりになったことのあるなしをうかがうと「最初に口にしたときは衝撃でした」と、娘さんは嬉しいことをおっしゃってくださった。僕は喜んで、1本ずつ緩衝紙でお包みをした。
「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」も「山のにぎわい」も、考えてみれば、嫁のモモ君の開発した商品である。モモ君には、ゴミ出しの手伝いくらいは、してあげなくてはならないと思う。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、胡瓜の塩もみ、納豆、ナスとパプリカの味噌炒り、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草とグリーンアスパラガスの味噌汁
昼飯 牛蒡と人参ときのこのつゆのざる素麺
晩飯 夏太郎らっきょう、ウォッカマーティニ、レタスとベビーリーフのサラダ、2種のパン、チーズ、ミートソース、グリーンアスパラガスのソテーを添えた生ハム、Chablis Billaud Simon 2018