2023.9.11 (月) しその実のその後
今年のしその実は当初、例年より早めて8月25日から9月2日までの、日曜日を除く9日間で買い入れることとしていた。猛暑により育ちが早いと踏んだためだ。お盆すぎには、むかしからつきあいのある農家の畑を訪ね、育ち具合を検分したりもした。
ところがふたを開けてみれば、しその実はとんと持ち込まれなかった。「今年は早い」と8月の中ごろには言っていた農家の人も「なんだかおかしいね」と、いぶかしんだ。
僕は即、しその実の買入期間を延ばすことを決めた。しかしいつまで延ばすべきか。長男は数日の延長を考えた。しかし製造現場の面々は9月11日まで延ばすことを主張した。それには様々な理由があったものの、ここでは割愛する。
そして今日はその最終日。最後のひとりとの取り引きが済むと、僕は伝票の、今日の分を集計して記録した。昨年の倍以上、3倍ちかい日数を買い入れに費やしたものの、その総量は昨年の6割に留まった。
今年のらっきょうは豊作傾向だった。米についても、いまのところ異変は伝えられていない。しその実だけは、どうにも理解しがたいことになった。それでもとにかく今年のしその実は、すべて塩漬けにされて冷蔵庫に収まった。来年も粛々と、在庫を確保するのみである。
朝飯 メシ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、厚揚げ豆腐と2種のきのこと菠薐草のカレー鍋
昼飯 茄子の味噌炒りを添えたざる素麺
晩飯 「やまだ宴楽」のあれや、これや、それや、他あれこれ、芋焼酎「三岳」(ソーダ割り)