2023.9.9 (土) 夏と秋のあいだ
早朝、事務室に入ろうとして、その裏手の掲示板に貼られた、おととい下野新聞に掲載された「汁飯香の店 隠居うわさわ」の紹介記事に気づく。隠居はこのところ、相次いで新聞の取材を受けた。そのひとつが早くも紙面に載ったのだ。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」へのご予約は、主にぐるなび、上澤梅太郎商店への電話、隠居への電話の3方向から入り、上澤梅太郎商店の事務室で一元化される。おなじ時間帯に相次いでご予約が殺到すると、いわゆるダブルブッキングが発生しやすくなる。それを避けるためには、ウェブ担当の僕は、よほどしっかりしなくてはならない。
今日のお客様のための刺身湯波が8時20分に届く。すかさずそれを隠居へ運ぶ。気温は既にして夏と秋のあいだのそれになっている。それでも個室「杉の間」に提げられたノレンはいまだ麻によるもので、4台の扇風機は開店前から回っている。
先月25日から買い入れを始めたしその実は、今日になって急に持ち込まれる量が増えた。この仕事が終わるころには、季節は「夏と秋のあいだ」からまた一歩、先へ進んでいることだろう。
朝飯 豆腐とカニかまと椎茸の中華風煮込み、同蒸し焼売、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と小松菜の味噌汁
昼飯 ピーマンの炒りつけを添えたざる素麺
晩飯 レタスとグレープフルーツのサラダ、クロワッサン、生ハム、じゃがいものガレット、煮込みハンバーグ、Chablis Billaud Simon 2018