2023.8.23 (水) 型に従う
朝食の、短い動画を週に3回、解説を入れた長い動画は週に1回の頻度でTikTokに上げている。ちなみにアカウントは「梅太郎」。その、今月11日の動画にコメントの付いていることに気づいた。要約すれば「どうすれば、それほどすこしずつおかずを盛れるのか、その秘訣を知りたい」という内容だった。
世の中のほとんどすべての習い事とおなじく、型に従うのだ。型の基本はお盆。これにごはん茶碗と汁椀、小皿や小鉢は漬物用を含めて4客、これらをお盆に並べ、そこにごはんと味噌汁と漬物、残りの3客には今しがた整えたおかず、常備菜、あるいは買ってきた総菜を収めれば、それで一汁三菜のできあがりである。
これは、試した人なら一発で理解し、その日から運用できる。仏教の言葉でいえば「有智若聞則能信解」だろうか。
僕は鉄棒の、逆上がりなら小さなころからできた。逆上がりは、地面を蹴り上げた脚がある高さに達した瞬間に両腕を手前に引くところにコツがある。しかし蹴上がりは、いくら練習してもできず、今もできない。だから僕は、できない人を嗤うことはしない。
一汁三菜による朝食の実現にコツは要らない。先ずは、1枚のお盆、である。
朝飯 胡瓜の塩もみ、ジーマミー豆腐の冷や奴、茄子の揚げびたし、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 茄子の揚げびたしを添えたざる素麺
晩飯 鮭の焼きほぐし、炒り豆腐、炒り昆布、かにかまぼこと胡瓜のサラダ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、揚げ茄子、揚げ茄子の挽き肉あんかけ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)