2023.8.8 (火) 音を観る
観音とは「音を観る」ということだろうか。「音を観る」と検索エンジンに入れるだけで「へー」と感じることがたくさん出てくる。もっとも、それを僕がいつまで覚えていられるかは分からない。
「びわ湖大花火大会」の、主催者が有料席の背後に高さ4メートルの柵を設けたことが、住民のあいだで問題になっているという。主催者は「安全のため」と説明し、住民は「タダでは観るなということか」と反発をしているらしい。
我が街にも花火大会がある。何年か前のその晩は、小倉町の居酒屋「和光」へ出かけた。カウンターで焼酎のソーダ割りを飲みつつ背中で花火の音を聴いた。花火は、観ずに音だけを聴くと、より情趣が深くなる。それを僕はそのとき初めて知った。
志ん生の「大津絵」を聴くたび、高橋義孝は涙したという。
今年の大谷川花火大会は今月19日の開催と、きのう新聞にちらしが入った。当夜の僕の大問題は、何を肴にして何を飲むか、という一点に絞られている。
朝飯 トマトとキウイのサラダ、茄子の揚げびたし、隠元豆のおひたし、納豆、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と小松菜の味噌汁
昼飯 茄子と乳茸の味噌炒りを添えたざる素麺
晩飯 トマトと刻みキャベツを添えた2種のフライ、胡瓜と蕪のぬか漬け、茗荷の酢漬け、Chablis Billaud Simon 2018