2023.7.13 (木) 伊豆治療紀行(17回目の1日目)
2時48分に目を覚まし、洗面所を経由して3時3分に食堂の戸を引く。南西に面した窓を開けると信号機に照らされて、濡れた地面に雨滴が見える。きのうの夜に準備した持ち物に傘は含めていない。雨は朝までに上がるだろうか。
今日は中学2年生のときに病没した妹の祥月命日にて、6時に家内と外へ出る。雨は有り難いことに上がっていた。如来寺のお墓の、特に花立てのあたりは最近の夕立により土が跳ね上げられていた。それを水で洗い、墓石は固く絞った濡れ布巾で拭く。花は白菊ではなく、色とりどりのものを家内は選んだ。「献仏不假香多」により、線香は左右の線香立てに3本ずつを上げる。
下今市09:34発の上り特急に乗って、北千住には11:02着。北千住11:10発の上野東京ライン品川行きは、今日に限っては上野止まりだった。よって東京駅には予定より10分遅れで着いた。泣きっ面に蜂のように、いつも新幹線の往復切符を買う窓口には長蛇の列。仕方なく、慣れない自動券売機の短い列に並び、自由席の切符を確保する。
ひと月に一度の頻度で通う「伊豆高原痛みの専門整体院」では現在、肩と背中の軽い張り、および膝を診てもらっている。昨年までの拷問まがいの治療により、今年の4月からは、電子ペンを当てられても傷みはそれほど辛くない。
家内を伴わないときには、宿は伊東温泉の安いところと決めている。夕食は、ひと気の無いアーケードを歩きながら見つけた、店内の照明は真緑、店内のテレビは大相撲を中継中、という奇妙なイタリア料理屋で摂った。そして20時すぎに就寝する。
朝飯 ツナとピーマンのマヨネーズ和え、ベーコンとブロッコリーのソテー、めかぶの酢の物、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布の味噌汁
昼飯 「笹八」の爆弾おむすび
晩飯 ”TOSCANA”のトマトサラダ、蛸のサラダ、マカロニグラタン、カラフの白ワイン