2023.7.6 (木) ひとりの時間
タイでひとり遊びしていたことを上司に嗅ぎつけられた人がいる。上司は若いころからハワイ一辺倒で、東南アジアは知らない。「今度はオレも連れていけ」と言われて不承不承、頷いた。そしていざ現地で出迎えてみれば、上司には異常に細かいところがあり、朝食のためホテルのロビーで待ち合わせる時間を8時5分などと指定する。また常に助けを必要とし、10分でも離れれば電話をよこす。典型的な内弁慶。
ようやく最終日までこぎ着けて帰国した翌朝「次はいつだ」と上司は嬉しそうに近づいて来た。「私」は「勘弁してくれよ」と腹の中で叫び、更に「自分はひとりの時間がないと耐えられない性格だ」と、やはり腹の中でひとりごちた。
上記は、ある人のウェブログの数日分の要約だが、はやく起きるほど、僕にとってのひとりの時間は増える。ひとりの時間とは、いわば空白である。空白とは余裕であり、また緩衝装置でもある。空白とはつくずく、大切なものと思う。
先日、日曜日の朝は疲れにより、目は覚ましていても、なかなか起きられなかった。翌月曜日は3時30分から食堂に出て、静かな時間を存分に過ごして元気になった。そして今朝も3時台に起き、4時を過ぎると一斉に啼き始める鳥の声を聞いている。まったく悪くない朝である。
朝飯 刺身湯波、ウインナーソーセージとズッキーニのソテー、納豆、菠薐草のおひたし、大根のなますの梅肉和え、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと大根と若布の味噌汁
昼飯 オレンジマーマレードのトースト、牛乳
晩飯 3種の天ぷら、ざる素麺、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生)、「鶴屋安藝」の利休饅頭、Old Parr(生)