2023.5.24 (水) 韓国衣料取り寄せ記
先週の水曜日は暑かった。翌日は更に暑くなることを、気象予報士は伝えていた。しかし夏日がいつまで続くわけはない。家の空気調整器も、日により冷房にしたり暖房にしたりを繰り返している。来月には梅雨寒の日もあるだろう。というわけで、気軽に羽織れる上着を買おうと考えた。いわゆるトラックトップである。
あちらこちらのウェブサイトをためつすがめつし、韓国製のひとつに目を付けた。アディダスやニードルズなどの有名どころは色が気に入らなかったのだ。購入ボタンをクリックしたのは先週17日の朝だった。
「ご注文ありがとうございます」という表題の自動送信メールに目を通すと、その文面は日本のウェブショップとは随分と違っていたから警戒の気持ちが湧く。「まさか偽サイトに注文をしてしまったわけではないだろうな」という気持ちである。はじめのメールが届いてから83秒後に注文確認メールが届く。内容は更に心配になるもので、最上部にはhtmlのタグめいた文字列が無駄に幾十も連なっている。
出荷完了メールは19日の夕刻に来た。しかしそこにある佐川急便の追跡番号をクリックしても、飛び先のページには「該当なし」の文字。おなじ数字をSagawa Global Trackingの検索窓に入れても答えは”No Record”。
いよいよ心配になってクレジットカードの履歴を調べてみる。追えたのは昨月末までの出金のみ。しかし息せき切ってカード会社に照会するのも粗忽な行為に思われて「1週間や10日は待ってみるか」と、無理に自分を落ち着かせる。その後は毎日、佐川急便の追跡番号をクリックし続けて、そのたび「該当なし」を目にしてきた。
今日もまた、その賽の河原に石を積むようなクリックをすると、目の前の景色がいきなり変わった。これまで「該当なし」と出ていた場所が「配達中」に変わっていたのだ。「もう大丈夫」と胸をなでおろす。「はやく着かねぇかな」と気が急く。
韓国からの荷物は午後の早い時間に届いた。しかし優先させるべきは仕事である。折しも「ぐるなび」に、使用言語は英語とする予約をいただいた。きのう作った英文の、早くも出番が来たのだ。そこで返信の枠に当該の文章を入れてみる。すると右下に「1534/1000文字」、左下に「1000文字以内で入力してください」の注意書が出た。
先ずは各料理のページにリンクするURLをすべて取り去って文字数は1,225。”below”を”↓”にするなどして1,116文字。”a weak green tea”を”Matcha”にするなどして1,043文字。カッコとカッコ閉じをスラッシュひとつにするなどして1,020文字。そこから更に削ってようやく977文字に収めた。はたしてご返事はいただけるだろうか。
朝飯 生のトマト、納豆、油揚げと小松菜の炊き合わせ、ブロッコリーのソテーを添えたハムエッグ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 葡萄パンのトースト、ホットミルク
晩飯 バンブー、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、スナップエンドウのニース風サラダ、スパゲティナポリタン、Chablis Billaud Simon 2018