2023.4.30 (日) パッガパオムーサップ
きのう「汁飯香の店 隠居うわさわ」へ来てくださった自由学園の先輩は、食後に長男が蔵をご案内し、お買い物をお済ませになってからは、僕は東照宮までお送りした。渋滞は皆無。東照宮と輪王寺の駐車場に入ろうとするクルマに1、2分のあいだ前進を阻まれるくらいのところだった。
「さて、黄金週間の入り端にしては、いささか空きすぎているのではないか」といぶかしんで処方から情報を集めたところ、下りのピークは5月3日の水曜日、上りのピークは5月5日の金曜日と出た。週休二日に慣れた国民の大部分は、最後の土日は家で休む心づもりなのだろう。
今日の売上金額は、先週の日曜日のそれに遠く及ばないどころか、きのうの数字をも下まわった。明日と明後日は静かな平日になるかも知れない。とにかく3日の水曜日からは、覚悟を決めて店に立つことにしよう。
終業後、食堂に入ると、まるでタイにいるときは常に感じている香りが充満していて、思わず歓喜の声を上げた。コモトリ君が土産に持たせてくれたガパオのペーストで、家内が豚の挽き肉を炒めていたのだ。パッガパオムーサップである。
夕食時にはそれをごはんに乗せ、更にこれまたコモトリ君がくれたチェンマイ産のプリッキーヌーを刻んで加えた。日本の粘り気があり、柔らかいごはんにこのおかずは不思議な組み合わせではあったものの、充分に楽しめた。酒はラオカーオが一等ではあるけれど、タイから持ち帰ったそれは既にして、冷蔵庫に封印済みである。
朝飯 独活と人参のきんぴら、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、めかぶの酢の物、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 鶏とブロッコリーのサラダ、トマトとグリーンアスパラガスのサラダ、じゃがいもの蕗味噌和え、パッガパオムーサップ、ごはん、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)