2023.4.17 (月) 駆け足
8時の朝礼から終業後に至るまで、移動は常に駆け足、気持ちもずっと駆け足だった。
17:30 閉店
18:00 終業
18:15 すべての社員を送り出す。
18:38 風呂を出る。
18:43 いまだアカギレの残る右手人差し指にバンドエイド2枚を巻く。
18:50 着替えを完了
18:59 グレゴリーのデイパックを背負い、リモワのスーツケースを曳いて外へ出る。
19:00 予約しておいたタクシーに乗り込む。
19:04 下今市駅着
19:06 上りプラットフォームの待合室に入る。風呂上がりの暑さの消えたところで長袖のシャツに木綿のセーターを重ねる。
19:20 上り特急リバティ152号が発車。
21:02 北千住より日比谷線の車両が発車。リバティが遅れたことにより地下鉄も1本遅れ。
22:06 人形町で都営浅草線に、泉岳寺で京急本線エアポート急行に乗り換えて羽田空港第3ターミナル駅着。
頼みつけのトチギ旅行開発のイシカワヒロシさんから届けられたeチケットの控えには「羽田4/17 22:20チェックイン」の赤い太文字があった。2020年3月以来のタイ航空のカウンターに旅客の姿はほとんど無い。
22:15 チェックインを完了。荷物はハジャイで受け取る旨を確認する。
22:25 保安検査場を通過。ボーディングパスは機械による読み取りになり、荷物を流すためのコンベアも新しくなっている。
22:27 出国審査場を通過。審査の方法は、パスポートの写真のあるページを機械で読み取る式。前回の2020年3月のときは、どうだっただろう。アカギレの絶えない僕にとっては、指紋認証よりこちらの方がよほど楽だ。
ボーディングパスにある142番ゲートを目指して進む。これまでよく利用していた鮨の「魚がし日本一」はシャッターで閉じられている。だったら”BOOK & DRUG”などと看板のあるコンビニエンスストアでおむすびでも買うか、そう考えながら行くうち、それらもすべて閉まっている。近づいて張り紙を見ると、営業は22時までとある。空港がコロナ前に戻るのは、いつになるだろう。
遂にどん詰まりの142番ゲートまで歩くものの、途中には飲物と菓子の自動販売機しかなかった。よって来た道を、動く歩道も使いつつ数百メートルほども戻り、サンドイッチとビールを売る店の列に並ぶ。そして目に付いたおむすびとペットボトルのお茶を買う。おむすび2個に少々のおかずを添えたその値段は、こちらももう閉まっている「六厘舎」の味玉つけ麺より高い950円だった。
23:22 ふたたび142番ゲートに戻り、空いている椅子に腰を下ろしたところで”All passenger…”のアナウンスが聞こえる。しばらく待って、列の最後尾が自分の脇まで来たところで席を立つ。
23:35 “TG0661″の63Jの席に着く。コロナ前は日本の乗客が過半を占めていたこの便だが、今夜の大部分は、日本での旅行から帰路に着くタイ人と思われる。胸のポケットからデパスとハルシオン各1錠を出し、先ほど買ったペットボトルのお茶で嚥下する。
朝飯 蓮根と鶏とコンニャクの炊き合わせ、菠薐草のおひたし、納豆、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、ブロッコリーの味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 羽田空港で買った「おにぎりランチボックス」