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清閑 PERSONAL DIARY

2023.3.31 (金) できるだけ長く、できるだけ遅く

桜、その多くは染井吉野であるけれど、僕が中学生のころ、あるいは長男が小学生のころまでは、学校の入学式に重なるようにして咲いた覚えがある。しかしこのところは3月のうちに咲く。そして今年はそれが更に早いと世間はかしましい。本当だろうか。

そういう次第にて気象庁のページを調べると、ここ十数年でもっとも早かった東京の開花は2020年と2021年、そして今年の3月14日だった。つまり今年が特に早いわけではない。しかし昨年の3月20日よりは6日はやい。東京はさておき家の桜はどうか、というわけで時間のあいた午後に隠居へ行ってみる。

真っ先に咲く山桜、それに次いで咲く染井吉野は満開だった。その様子を見上げつつ「できるだけ長く保ってくれ」と思う。

遅い年には4月の下旬まで楽しめる枝垂れ桜は、ところどころに開花が認められる。こちらは「汁飯香の店 隠居うわさわ」の商売にとってはもっとも大切な、あるいはもっとも役に立つ個体だから、時間に逆らいつつ遅く咲いて欲しいところだが、さてどうなるだろう。

庭から玄関の前まで戻ると、お客様をお迎えするようにして置いた一対の萬両の、片方の実が鳥に食べ尽くされていた。よって明日からは、実の残るひと鉢のみを置くこととする。


朝飯 蓮根とコンニャクと鶏の炊き合わせ、トマトのソテーを添えた目玉焼き、大根おろしを薬味にした納豆、小松菜のおひたし、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 酒の味噌粕漬け、塩鰹のふりかけ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 ジーマミー豆腐、日光味噌「ひしお」とたまり漬「刻みザクザクしょうが」による肉味噌、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、椎茸と水菜と豚肉の鍋、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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