2023.3.20 (月) うちあわせ
今日から木曜日までの4日間は、上澤梅太郎商店にとってはルネッサンスのような、あるいはレコンキスタのような仕事に製造係は取り組む。構想は何十年も前から、計画は3年ほど前からあった。計画とはいえ、3年前にはいかにも大それたことのように感じられた。しかし1年半ほど前から現実味を帯び始め、数ヶ月前には具体的な案ができあがった。
月曜日は「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日ではあるものの、昼は製造係と共に個室「杉の間」へ詰め、昼食を摂りつつ最後の打ち合わせをした。
その仕事の始められる夕刻には、僕はパートタイマーの去った店にひとりで立たねばならず、製造の現場を訪れることは残念ながらできなかった。それでも明日からの3日間は、その様子を頻繁に観察することができるだろう。
今日はまた、個人のお客様に混じって観光バスが3台も立ち寄ってくれた。日本では2020年1月から広がり始め、3年以上も続いたコロナ騒ぎがいよいよ収まりつつあるのだ。明日はお彼岸である。人の出は、ますます盛んになるだろう。
朝飯 椎茸の淡味炊き、納豆、冷や奴、昆布の佃煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと白菜の味噌汁
昼飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の「汁飯香」、3月の甘味、ほうじ茶
晩飯 トマトとレタスとピーマンのサラダ、ビーフシチューのスパゲティ、Old England、エクレア、Old Parr