2023.3.14 (火) 東京の東側
いきなり発生した用事により東京へ行くことになった。はじめは下今市11時34分発の上りを使うこととしていたものの、今日は5名の社員との面談が予定されていたことを長男に知らされた。その時間割を見れば、5人目とのそれは11時30分からとなっている。
社員との面談は、以前は時間を制限せずに行ってきた。その融通無碍さが徒となり、また他の業務も重なって、年に2度の面談をすべての社員と交わす、ということが「コロナ以降」はできずにいた。よって今回からは、各自の持ち時間を15分と決めた経緯があった。
いちど決めた仕事を個人の都合で変更することは、やむを得ない場合を除いてはしたくない。上りは2本おくらせて13時04分のそれを予約した。
住所は上野、実際には秋葉原の至近というあたりで用事はすぐに済んだ。そこで末広町から銀座線で銀座へ至る。地下鉄の構内から和光の地階へ入り、エレベータで6階へ直行する。そこでは今月の21日まで、鍋島徳恭による写真展「二代目中村吉右衛門」が開かれているのだ。
吉右衛門は姿の良い立役だった。華やかなのは「一條大蔵譚」の大蔵卿。粋の極みは濡髪長五郎や「夏祭浪花鑑」の団七九郎兵衛。照明を絞った会場には「菅原伝授手習鑑」の松王丸が楽屋から舞台の袖まで進みゆく動画も流れていた。
東京の東側は鉄道の便が良い。日比谷線で北千住に直行して飲酒活動。22時前に家に戻る。
朝飯 菠薐草のスクランブルドエッグ、納豆、蓮根とコンニャクと鶏の炊き合わせ、しもつかり、胡瓜の蕪のぬか漬け、白菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、蕗のとうの天ぷらの味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のおむすび
晩飯 「加賀屋北千住店」のあれや、これや、それや、チューハイ