2017.5.11 (木) 味噌汁ギャラリー
優れた仕事をしてくれている限り、自分の知らないところで何かが行われていても「オレは聞いていない」と気分を害することはしない。僕のこの性格には、利点よりも欠点の方が多いらしいけれど、それほど気にしてはいない。
会社のウェブページが大きく再構築をされた昨秋まで、そこには「四季のお味噌汁」というコンテンツがあった。旬の材料を具にした味噌汁を、季節ごとにまとめたページである。レシピはすべて、僕が考えた。
そのコンテンツが新しいウェブページにも引き継がれたことは、何となく耳にしていた。しかし関心を持って見に行くことはしてこなかった。
「四季のお味噌汁」はテキストのみのページで、画像は持たなかった。昨秋からのそれは「味噌汁ギャラリー」と名を変え、そこへのボタンは「日光味噌」のカテゴリーページの下部に置かれていたことを知る。「ギャラリー」というからには画像があってしかるべきである。そしてそこには長男の調理した味噌汁による、ほんのすこしの画像があった。
「四季のお味噌汁」には、僕の考えたレシピが幾十も並んでいたけれど、新しい「味噌汁ギャラリー」には画像のある味噌汁しか載せられない。そして現在、「春のお味噌汁」には僅々ひとつの味噌汁しかなかった。
ここに新たな味噌汁を加えるべく、今日は午前から午後にかけて、18種の味噌汁の画像を撮る。味噌汁を作るのは長男。僕は三脚に固定されたカメラのシャッターを押すだけである。
あとひと月ほどもすれば「味噌汁ギャラリー」の「春のお味噌汁」には、本日撮影の味噌汁が一気に並んで賑やかになるだろう。「味噌汁ギャラリー」へのボタンはもうすこし目立つところに置きたい気もするけれど、そのあたりについては、本職つまりデザイナーの意見に従いたい。
朝飯 独活のきんぴら、しらすおろし、昆布と牛蒡と蓮根の佃煮、胡瓜とレタスとツナのサラダ、目玉焼き、じゃこ、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、大根と貝割れ大根の味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、牛乳
晩飯 トマトとモツァレラチーズのサラダ、筍と蛍烏賊のスパゲティ、ポテトサラダを添えたピーマンと椎茸の肉詰めトマトソース煮、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”、いちご