2023.3.4 (土) 花粉
啓蟄は3月6日でも、日光方面へ人が出てくるのはお彼岸から。長年の経験により、そう考えてきた。ところが今日は、鬼怒川へ向かう国道121号線が渋滞をしている。その最後尾はどのあたりまで延びているのだろう。不思議なものを見るようにして、その春日町交差点の写真を撮る。
午後、配達に出かけた先で「シャチョーは花粉症は無いですか」と訊かれる。「ほとんど無いですね」とお答えをすると「いやー、羨ましい」と、その人は鼻をすすり上げた。子供のころ運動性喘息とアトピー性皮膚炎に悩まされながら、花粉症はまったく無い、ということを僕は自慢にしてきた。ところが2001年の春、風の強い日にたまたま杉林の中にいて、一瞬で花粉症になった。それから22年のあいだに何が起きたかは不明ながら、花粉にはほぼ反応しない体にふたたび戻った。
夜は久しぶりに外へ出る。歩く人はほとんど、というかまったく見あたらない日光街道を徒歩で下る。そして数年ぶりの店のカウンターに着き、先ずは生牡蠣にて燗酒を飲み始める。
朝飯 鰤大根の大根だけ、揚げ湯波と小松菜と椎茸の炊き合わせ、しもつかり、「なめこのたまり炊」を添えた生玉子、白菜漬け、カリフラワーの酢漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕪と菜花の味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 「陶」の生牡蠣、玉子焼き、漬物盛り合わせ、他あれこれ、日本酒(燗)