2023.2.13 (月) とりあえず伊東まで
荷物が嫌いなくせにコンピュータは持ち歩いていた。その期間は1992年からほんの数年前まで、ついまり30年ちかくに及んでいる。それを絶った最大の理由は体力を温存したくなったから。もうひとつはウェブ上に日記を書く技術、露骨に言えば日記をでっち上げる技術が高くなり、1日、2日の空白ならすぐに取り返せる自信のついたことによる。
コンピュータは持たなくなったものの、今日の荷物は枕が増えた。先月23日の日記に書いた、旅行用の枕である。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」の仕事を終えた家内と、下今市15:05発の上り特急リバティに乗る。北千住、東京、熱海を経由して、伊豆の伊東には18時55分に着いた。駅前のビストロには19時05分の予約を入れておいた。先月の11日に見つけた店だが、その晩は横目で見たのみで通り過ぎ、別の店に回った経緯があった。
雨は強風を伴っている。ビストロに横付けしてもらったタクシーの運転手によれば、伊東温泉のタクシーは一晩中、動いているという。おなじく先月の11日に見つけ、予約しておいた宿にはすぐに着いた。治療のための前泊であれば、安宿で充分だ。
部屋に入って即、風呂へ行き、部屋へ戻ると即、寝た。ワインによる酔いにより、いやいや持参した枕のことは、すっかり忘れての就寝である。
朝飯 クーブイリチー、ハムと菠薐草のソテー、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、なめこと三つ葉の味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 「ビストロツミキ」のあれや、これや、それや、他あれこれ、Vrignaud Chablis 1er cru Fourchaume Les Vaupulans 2018