2023.1.19 (木) 第41回日光MG(2日目)
ひと月に1度か2度は、伊豆の国道135号線をクルマで走る。その街道筋には廃業した飲食店が、かなり目立つ。死屍累々といっても過言ではない。それらを車窓から眺めつつ思うのは「オレも新規の開業をしようとすれば、同じ結果になるに違いない」ということだ。僕は自分の商売下手をよく知っている。マネジメントゲームも異常に下手だ。MGに臨むたび考えるのは、何とか生き延びることのみ、である。
その僕が、第4期では40名中の最高の売上高を記録した。第5期初には、借金などしなくても会社を大型化できる現金が積み上がっていた。しかし会社の規模は、第4期と同じままとした。理由は前述のとおり、生き延びることのみを目標としてるからだ。
今回のMGでは初心者のような戦術を採り、第2期から第5期まで黒字を続けることができた。最終到達自己資本は395円で、次期への備えは++。僕としては上出来の結果である。
マネジメントゲームは、勝った人が偉いというわけではない。負けながら負けない方法を考える人もいる。それでもゲームであれば、表彰のあった方が参加者の意欲は高まる。
今回の最優秀経営者賞は、埼玉県川口市から参加のトクタケシュースケさんで、自己資本は547円。60期の経験でこの成績は立派のひとことに尽きる。優秀経営者賞は上澤梅太郎商店のウワサワユーキ。自己資本は440円。第4期の目立たない会社から、どのようにしてここまで業績を伸ばしたかは不明。もうひとりの優秀経営者賞は日光市のヌマオアキヒロさんで、こちらは表彰台の常連である。
原稿用紙2枚ほどの感想文を書いて今回の研修は終了。西順一郎先生、佳恵先生を鬼怒川温泉駅までお送りする。また一心舘のクルマで駅まで送られた社外参加者の方々も含めて、プラットフォームでお見送りをする。そこからホンダフィットを15キロ走らせていつもの洋食屋に至る。こちらでは社外参加者のうち、時間の余裕のある方々と夕食を摂る。今日の持ち時間は充分にて、ゆっくりできて良かった。
新型コロナウイルスの出現により、世界中で様々な行事が中止をされてきた。中止を重ねるうち廃止の決まった諸々も少なくない。中止や廃止は簡単だ。一方、途切れたそれらを再開させることは大変だ。昨年の日光MGは社内と市内の方々で運営をした。それが今回は、元の形に戻して開くことができた。西順一郎先生、佳恵先生はじめ、多くの方々に感謝をしたい。
朝飯 「一心舘」の朝食膳
昼飯 「一心舘」のゲーム用昼食膳
晩飯 「コスモス」のあれや、これや、それや、他あれこれ、”Cono Sur”の白ワイン、同赤ワイン