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清閑 PERSONAL DIARY

2023.1.8 (日) そういうときに欲するもの

子供のころ、発熱を伴う風邪から復活した朝には、光輝燦然とした爽快さをかならず感じた。大人になってからは、その感覚は失われたものの、ごくうすく感じることは、たまにある。そして今朝も、その懐かしい爽快さをすこしは覚えた。熱は去ったらしい。

三連休の中日にて、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」には、普段よりも多めの納品をする。戻って犬走りの萬両に水を遣っているところにカワムラコーセン先生が来る。正月用の花をできるだけ長く保たせるべく、手入れをしてくれるのだ。そのまま店の前を通り過ぎ、坪庭の、枯れた秋海棠を引き抜く。そこに、事務係のツブクユキさんが僕を呼びにくる。

事務室には、イマムラステンレスのイマムラさんがいた。イマムラさんは休日にもかかわらず朝一番で来て、味噌の充填機の、破断した部品を溶接してくれたのだ。その出来映えを確認し、請求書は早めに出してくれるよう頼む。

熱は下がったものの、昼のあいだは静養をさせてもらう。そして夕刻よりふたたび仕事場に降りる。昨年12月から溜まっていた、電話、ファクシミリ、インターネットによりいただいた注文のデータベース化をすべて完了したと、事務係のカワタユキさんより報告を受ける。

今回はじめて気づいたことだが、体力が十全でないときには体が和食を欲する。そういう次第にて、夜のおかずは油や脂の少ないものにしてもらう。


朝飯 焼き鮭、納豆、煮奴、「なめこのたまり炊」の大根おろし和え、広島菜、らっきょうのたまり漬、しその実のたまり漬、メシ、トマトと長葱の味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク、バナナ
晩飯 蛸のマリネ、油揚げと小松菜のおひたし、鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、蒸し焼売、広島菜、納豆巻き、稲荷寿司、冷蔵庫にあった謎の日本酒(冷や)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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