2023.1.7 (土) 劇的に
闇の中に目を覚ます。咳き込みのまったくないことに、いささか驚く。きのうセキネ耳鼻咽喉科で処方された薬が劇的に効いたのだ。しかしからだはだるい。起きる気力が湧かない。頑張って食堂の棚のひきだしから体温計を取り出し、寝室へ戻る。体温は37.6℃だった。
7時40分に事務室のシャッターを上げる。8時からの朝礼では、社員に発熱のことを伝え、今日の仕事のほとんどは休む旨を伝える。道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への配達は、朝一番のみ僕が行い、2回目、3回目のそれについては販売係のササキユータ君に任せることにする。
20代のなかばから10年ほどは、ほぼ2か月に1度の割合で高熱を発し、3、4日は寝込んだ。以降はすっかり元気になり、高い熱に襲われることはほとんどなくなった。「オレも随分と丈夫になったものだ」と感じ続けたここ数十年ではあるものの、きのうの日記に書いた皮膚などは、衰えが続いている。今回の、昨年の12月はじめから続く呼吸器の不調も初めて経験をすることだ。人のからだは日々、変わり続けているに違いない。
ひと眠りをして気づくと14時を過ぎていた。食欲は無かったものの、食後と指定されている薬を服用するため、また栄養を摂取するために摂る。19時の体温は37.7℃。夕食は七草粥。家内の言う様々な風味を、僕はまったく感じられない。もちろん、酒を欲する気持ちはみじんも無い。
昼に眠ったにもかかわらず、夕食後は吸い込まれるようにして、早い時間から眠りに就く。
朝飯 納豆、温泉玉子、牛肉と牛蒡のすき焼き風、ひじきと梅干のふりかけ、広島菜、らっきょうのたまり漬、しその実のたまり漬、メシ、長葱の味噌汁
昼飯 肉まん、広島菜、らっきょうのたまり漬、いちご
晩飯 七草粥、なめこのたまり炊をはじめとするあれこれ