2022.12.17 (土) 大晦日ちかくに
朝、事務机に着きながら何気なく外に目を遣ると、お得意様の姿が見えた。即、外へ出てご挨拶をする。お客様は「汁飯香の店 隠居うわさわ」で食事をなさりたいとのことだった。突然のご来店ではあったものの、今日は幸い、席に余裕がある。厨房へ電話を入れるよう事務室の長男に言い、僕はおふたりを隠居までご案内する。
午前のうちに瀧尾神社へ出向く。そして年末に一新する幣束、および初詣の申込みをする。幣束は間もなく、僕が不在にしているあいだに届けられた。神事といえば、水神祭の日取りも決めておく必要がある。新年最初の「みず」の日は5日の「みずのとい」。この日が早すぎるということであれば、14日の「みずのえさる」または15日の「みずのととり」になるだろう。
気温は随分と下がってきた。外から帰ってくると「あぁ、寒かった」と、思わず腹の中でつぶやいてしまう。それもむべなるかなで、面倒さが先に立って、外へ出るときにも服を重ねることをしないからだ。また普段着も、いまだ「極暖」というようなものには袖を通していない。
今年最後の衣替えは、大晦日ちかくになると思う。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、焼き鮭、納豆、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 2種のパン、ホットミルク
晩飯 “Finbec Naoto”の其の一、其の二、其の三、其の四、其の五、其の六、其の七、其の八、Bourgogne Aligote Jean Fournier 2018、コーヒー