2022.12.4 (日) ひとつの頂点
年末の、贈答需要による繁忙は、11月下旬からクリスマスのころまで続く。12月最初の日曜日は、その頂点のひとつだ。今日の特に昼どきなどは、3人の販売係すべてが地方発送の受付に忙殺され、お持ち帰りのお客様は商品を手に所在なくされている、という状況が発生した。
よって即、僕は事務室から店に応援に入った。その僕が、またまた地方発送をご希望のお客様に声をかけられる。それではますますお持ち帰りのお客様に手が回らない。事務室へ戻り、書類仕事をしていた長男に声をかけて、店の人員を更に増やす。
そんな最中、蔵見学の予約を13時に入れてくださっていたお客様が早めにいらっしゃり、長男はお客様と共に店を離れた。「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、きのうに引き続き満席。いずれにしても、忙しいことは有り難い。
混雑の落ち着いた15時すぎに隠居へ行く。そして高森碎巌の「巌松之図」を床の間から外す。はじめて見たときには中々のものと見えた軸だが、時を経るごとにつまらなく感じられてきた。ひとことで言えば力が無いのだ。
家にある軸のうち、まぁまぁと思われたものはコンピュータにデータベース化している。それらは季節ごとに分けられ、ABCと順位が振られている。そこにある高森碎巌の「巌松之図」を、AからCに格下げする。すると冬に飾るべき軸にAは皆無になった。そういう次第にて、床の間には柏木弘の”UNTITLED 08-III”をふたたび掛けた。ことしは年末まで、これで行こうと思う。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、焼き葱の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、おでん鍋の玉子と鶏肉、揚げ湯波とひじきの甘辛煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と玉葱の味噌汁
昼飯 ピザ風フォカッチャ、ホットミルク
晩飯 ポテトサラダ、トマトとパプリカのピクルス、らっきょうのたまり漬、カレーライス、Old Parr(お湯割り)、「赤福」の「雪餅」、Old Parr(生)