2022.11.21 (月) さきばしり
「汁飯香の店 隠居うわさわ」の最後のお客様がお出になり、食器もすべて洗い終えるころに隠居へ行く。そして床の間から柏木弘の”UNTITLED 08-III”を降ろす。空白になったところには高森碎巌の「巌松之図」を掛ける。隠居の営業は、今年は12月26日まで。鏡餅は同30日に飾る。その日には軸も、河井寬次郎の「喜者開扉」に替えることになるだろう。
…と、ここまで書いたのは11月20日の早朝だった。僕は今日はおろか明日、またその先の日記まで書いてしまうことがしばしばある。
そして結局のところ、今日の午後に床の間の室礼を変えることはしなかった。更に、明日の朝9時までに、今月6日に外した谷文晁の「福神恵比寿之図」をふたたび掛けることになった。日々変わりゆく事情が色々とあるのだ。いずれにしても今週末には予定どおり、高森碎巌の「巌松之図」を飾ることになるだろう。
さて、明日の朝はにわかに忙しくなった。きのうの午後にできなかった諸々も同時にこなすこととして、その手順を紙に残す。
朝飯 揚げ湯波とひじきの甘辛煮、納豆、しその実のたまり漬を薬味にした煮奴、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と揚げ湯波とトマトの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「大昌園」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)