2022.11.14 (月) 買い物の方法
きのうはそれほど飲んだつもりもなかったが、目を覚ますと素っ裸で布団の中にいた。いつもは枕の下にあるiPhoneも見あたらない。時刻不明のまま起きて服を着る。寝室に続く洗面所の、戸棚のデジタル時計は2時52分を指している。今さら二度寝はできない。しかしとにかく、朝のひとりの時間を長く確保できたことは嬉しい。
おとといの日記はきのうのうちにできていた。それを「公開」してから、おもむろにきのうの日記に取りかかる。それを完成させて後は、毎週日曜日に配信される有料のメールマガジンの、溜め込んだ3週間分をまとめて読む。また友田錫・青山保訳「シアヌーク回想録」をメルカリで買う。価格は送料共で350円。amazonで古書を買おうとする人は、同時にメルカリも調べるべきと思う。
家内が起きて食堂に来ると、すぐにテレビのスイッチを入れる。この瞬間を以て、朝の静かな時間はお終いである。テレビの画面には行列が映し出されている。それは中国で衣類を売るウェブショップ”SHEIN”の実店舗が原宿にできた、というニュースだった。同店は展示のみの店で、客はそこで品物を確かめ、購入はウェブショップでするとのことで、最近、この手の店が増えているらしい。
そのようなことは、僕は高等学校に通うころからしてきた。品物は銀座でためつすがめつし、しかし購入は、より安いアメ横で行うのだ。あるいは今も、様々なものを実店舗で確かめ、購入はウェブショップですることを繰り返している。その方が安かったり、あるいはおなじ値段でも、それを店から家まで運ぶ労力を省けるからだ。
ウェブショップの出現は、僕のような買い物ぎらいには大いなる福音だった。その使い勝手は今より更に簡単になるべきだし、また、そうなっていくだろう。
朝飯 菠薐草のおひたし、ひじきと揚げ湯波の甘辛煮、銀鱈の煮付け、紅白なます、大根のたまり漬、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 「金谷ホテルベーカリー」の2種のパン、ホットミルク
晩飯 菠薐草と榎茸のおひたし、紅白なます、めかぶの酢の物、銀鱈の煮つけ、ポテトサラダ、ひじきと揚げ湯波の甘辛煮、ごぼうのたまり漬、けんちん汁、胡麻焼酎「紅乙女」(お湯割り)