2017.4.28 (金) 買えなければ買えないで結構、嬉しい。
09:04発の上り特急に乗るべく東武日光線の下今市駅へ行く。車両はこの春から投入された「リバティ」である。先ずは「リバティきぬ」の3両が、鬼怒川方面から大谷川の鉄橋を渡ってくる。ややあって今度は日光から「リバティけごん」の3両が、ゆるい坂を降りてくる。「きぬ」に「けごん」が連結をされる。
先頭から6号車、5号車ときて最後尾が1号車になる編成の3号車に乗り込み、特急券に指定された7Aの席に着く。車内はとても明るい。ひと世代前の「スペーシア」のひじ掛けから引き出す机は、コンピュータを使うにはまことに具合が良かった。「リバティ」のそれは、コンピュータを載せるにはいささか小さいけれど、使えないこともないかも知れない。
所用にて本郷三丁目に至る。そこから表参道に移動をする。より性能の良い器に換えたり、あるいは風味とお客様の利便性の双方を向上させるべく、包装形態を変えた商品が、この春は目白押しである。それらの撮影を、南青山のスタジオで完了する。
先日「ブーツ 履き心地」でインターネット上に検索をかけたところ、ある靴屋が浮上した。店は都合の良いことに北青山にある。よってスタジオから数分を歩いてそこへ行く。
小規模生産のため1センチ刻みで用意されたブーツのうち、先ずは26cmを試す。普通の靴下では、すこしゆるい。しかし持参した、ブーツのための分厚い靴下を履くと、とてもではないけれど、足が入らない。その分厚い靴下で27センチを試すと、いかにも大きすぎる。一気に2サイズを落として25センチを試みると、こちらは普通の靴下でも爪先が当たる。つまり、すべてのサイズにおいて、この靴屋の靴は僕の足には合わない。
ウェブページ上の画像を見てすこし心を動かされたブーツは結局のところ、買わなかった。
そうしてほとんど中身の減っていないサイフをトートバッグに入れて、北千住21:13発の下り最終に乗る。
朝飯 スクランブルドエッグ、カキ菜のたまり浅漬け、独活と人参のきんぴら、揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、納豆、切り昆布の炒り煮、らっきょうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とキャベツと椎茸とトマトの味噌汁
昼飯 「街のハンバーグ屋さん」のデミたまハンバーグ(160g)定食
晩飯 「加賀屋北千住店」のあれや、これや、それや。チューハイ