2022.11.22 (火) ビールの不思議
日本人の山葵の消費量が減っていると、先日、あるところで聞いた。駅弁の鮨の薬味は今や山葵ではなく生姜が主流だという。山葵はビールと相性が悪い、というのがその理由らしい。僕は「へー」とだけ答えて「そもそも鮨にビールを合わせる、ということが間違いなんじゃないですか」などと論争を挑むことはしなかった。日本人が酒といえば先ずはビールなのだから、仕方がないのだ。
「寒っぶー」と首が胴体にめり込んでしまうほど肩をすくめて店に入ってきた人が、席に着いたとたん真顔に戻って「生ね」などと店員に告げる、それが不思議でならない。寒ければ燗酒か焼酎のお湯割りを飲めば良いではないか。なぜビールなのか。まぁ、日本人が酒を飲むといえば、100のうち99はビールなのだから、仕方がないのだ。
先月25日のウェブニュースに「島根県知事、忘年会をするなら今のうちにと、会見で要請」というものがあった。新型コロナウイルスの第8波を睨んでの、それは発言とされた。飲食店の疲弊を避けたいとの思惑も、もちろんあっただろう。
そのニュースからひと月ちかく遅れてしまったが、我が春日町1丁目役員の忘年会も、平時からすれば異例の本日、開催をされた。酒の主流はもちろん、ビールである。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、トマトのスクランブルドエッグ、納豆、菠薐草のおひたし、柴漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と大根の葉の味噌汁
昼飯 カレーライス、らっきょうのたまり漬
晩飯 「山田宴楽」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎(お湯割り)