2022.11.3 (木) 柿の収穫
庭の渋柿を収穫すると隠居係のタカハシリツコさんに朝礼で聞いたため、午前の早い時間に隠居へ行く。これまでは鳥に食べられるままにしていた柿である。柿はすべて収穫され、食用アルコールをまぶされて、ひとつずつプラスティック袋に収められていた。
事務室に戻ると机の上に、僕への連絡用紙が置かれてあった。そこにある名前は、新型コロナウイルスが出現するまでは毎年、年にいちどは来てくださっていた運転手さんのものだった。添えられた番号に電話をすると、懐かしい静岡訛りが聞こえてきた。
10時30分から11時のあいだに道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に立ち寄る、そこで上澤梅太郎商店の「おうちたまてばこ」12個を買う、それだけの量を買っても売りきれないだけの在庫を置いておくべし、というのが、その運転手さんの要望だった。
頃合いを見計らって新規の「おうちたまてばこ」を道の駅へ運ぶ。そして戻ってくると、それらしきバスは果たして道の駅ではなく上澤梅太郎商店の駐車場に駐まっていた。観光バスに予定の変更はつきものである。事務室には既に、運転手さんから僕への土産のお茶が届けられていた。
「いただきっぱなしはいけない」と「なめこのたまり炊」1本を買ってバスに近づく。運転席の懐かしい顔にそれをお渡しすると、またまたお茶をいただいてしまった。運転手さんは、お茶の農家でもあるのだ。
そんなこんなで文化の日の繁忙が過ぎていく。先月31日の日記の繰り返しになるけれど、元気で仕事のできることが、つくづく有り難い。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、冷や奴、トマトとレタスとツナのサラダ、めんたいこ、柴漬け、大根のたまり漬、らっきょうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 弁当
晩飯 酒肴あれこれ、肉じゃが、メシ、豆腐となめこの味噌汁、胡麻焼酎「紅乙女」(生)