2022.10.29 (土) やり繰り
早朝、食堂のテーブルにコンピュータを開く。既にして書けているおとといの日記を「公開」する。きのうの日記も書けているものの、それは気持ちの余裕を保つため、いつも在庫としている。そして今日の日記に取りかかる。
今月の売上げを見てみると、5日と6日のそれが極端に低い。「さて、その理由は何だろう」と、この日記を遡ってみる。果たしてその2日間は、僕は家内と伊豆へ出かけていた。天気は雨だった。荷物を嫌う僕は傘を持たなかった。6日の、荷風なら「晡下」と書く時間に京橋のモンベルでもっとも軽い傘を買った。雨は、その傘を差しつつ銀座の2丁目まで歩くあいだに上がった。
それにしても、雨というだけで、それほど売上げが落ちるものだろうか。ただし以降の数字は上下動を繰り返しつつ上昇し、23日の日曜日には、5日、6日のそれの約6倍に達している。この様子からすれば、紅葉狩りの人の出は、文化の日のからむ飛び石連休のあたりで頂点に達しそうな気がする。
午後、研究開発係のマキシマアキコさんに乞われて、昨夏に収穫されたらっきょうによるたまり漬を試食する。この分を売り尽くせば、次は今夏の新物になる。ヒネ物と新物のどちらが美味いかは、食べる人の好みによる。この時期の新旧のやり繰りには、結構、難しいものがあるのだ。
朝飯 ピーマンの炒りつけ、秋刀魚の梅煮、油揚げの網焼き、炒り豆腐、柴漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布と椎茸の味噌汁
昼飯 カレーライス
晩飯 チーズ、TIO PEPE、スパゲティナポリタン、パン、Chablis Billaud Simon 2018、牛乳プリン