2022.10.16 (日) 在庫
一時は6日分のあった日記の在庫は夏の終わりに一掃された。4日分は使い、2日分は季節感に齟齬が生じたため、来夏の分として別の場所に保存した。その一掃された在庫が、このところ徐々に増えてきた。現在はまた6日分が公開ボタンのクリックされるのを待っている。
「自分はなまけ者」と言うと「何十年も日記を書き続けながら、それはないでしょう」と、信じてくれない人がいる。僕にとって日記を書くことは遊びである。いくらでも書ける。書けて書けてしかたがないともいえる。そういえば「駄洒落が口を突いて出てしかたがない、誰か止めてくれ」と言った人が仲間うちにいた。僕の日記も多分、おなじたぐいである。
4時30分、南東の山の端に紅みが差しはじめる。その紅みが左右に極端に細長いのは、空の低いところから天頂までが雲に覆われているからに違いない。やがて朝日が昇る。しかしその太陽は、いくらもしないうち直上の雲に隠れてしまった。曇りがちの朝の眺めは薄ぼんやりとして、どうも面白くない。
もっとも、暗い曇りの日にも楽しみはある。それが「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日であれば、庭園灯を点けるのだ。すると景色は一変して、寒々としていたところに暖かみが出てくるから不思議なものだ。隠居は今日も満席。朝一番のお客様は渋滞を避けるため、午前3時にご自宅をお出になったとのことでいらっしゃった。
朝飯 めかぶの酢の物、秋刀魚の梅煮、炒り豆腐、しらすおろし、牛蒡と人参のきんぴら、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 「カルフールキッチン」のサンドイッチ、牛乳
晩飯 冷やしトマト、キッシュ、梨のゴルゴンチーズ和え、豆腐となめこの味噌汁、鶏の唐揚げ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生)