2022.9.27 (火) 夜の隠居
1980年代の一時期には、週に何度かは会い、色々と教えてもらっていた先輩が、21日に亡くなった。きのうはその通夜式に伺った。先月は元気な声を聞くことができた。その人が、翌月には棺の中に横たわっている。人の命とは、まことに分からないものだ。現代の標準としては、いささか早い死だった。
きのうはまた、5年分が1冊になった日記帳がamazonから届いた。「ウェブ上に日記を書きながら、手書きでも日記を付けるのか」と問われれば、まぁ、その通りだ。日記帳はA6版ながら結構、分厚い。よって旅に持参することはないだろう。と、ここでふと「5年日記を買うとは、自分はこの5年以内に死ぬことは無いと、意識しないままに信じている、ということだわな」と気づく。
夜は僕が書記を務める日本酒の飲み会にて、19時に隠居の門を開放する。夜に「汁飯香の店 隠居うわさわ」へ招き入れるのは、ごく近しいあいだがらに限られる。夜の洗いものは避けたい。よって食器には持ち帰り用の弁当箱を使わせてもらった。虫の音は、いまだ賑やかだ。旧暦9月2日の月は、細すぎるためか、どこにも見えない。
朝飯 茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、蛍烏賊の沖漬け、納豆、ウインナーソーセージとキャベツのソテー、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 ハヤシライス
晩飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の南瓜のすり流し、酒肴あれこれ、鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、かやくごはん、揚げ湯波と小松菜の味噌汁、4種の日本酒(冷や)、黒糖プリン