2022.9.23 (金) 合理と利便
早朝「汁飯香の店 隠居うわさわ」に、ぐるなびを経由してのご予約の入っていることに気づく。
この2名様は、奥の個室「杉の間」をご指定になっている。お子様づれや会食でもなさそうではあるけれど、庭に面した開放的な一般席ではなく、個室をご希望の理由は何だろう。そう考えてぐるなびのカレンダーを開く。果たして当該の日の、おなじ時間帯の一般席は、既にしてすべて埋まっていた。
自宅4階の食堂で隠居のご予約に気づくと即、1階に降りて事務室へ入り、壁に貼った紙の予約表を外す。そしてそれを持って4階へと戻り、承ったばかりの内容を記す。別途、その詳細をメモ用紙に記す。後刻、家内はそれを自分の予約ノートに転記する。
「折角のデジタル情報を、その後、3度も紙に手書きするとは馬鹿ではないか。各自の携帯端末に自動送信すれば一発で済むではないか」と言われれば、ご予約はぐるなびの他に電話、メール、メッセンジャー、ご来店時に口頭で、など、様々な経路によりいただく。「一発」というわけにはいかないのだ。
予約受付のチャンネルを一本化すれば受注側は楽になる。しかし個々のお客様の利便には適さない。この問題が解決されるまでには、どれほどの年月が必要になるだろう。
朝飯 茄子の味噌炒り、蓮根のきんぴら、大根おろしを薬味にした納豆、小松菜のおひたし、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、大根の味噌汁
昼飯 素麺
晩飯 めかぶの酢の物、夏太郎らっきょう、きのうの夜の残りによるカツ煮、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、無花果の赤ワイン煮のヨーグルト和え、Old Parr(生)