2022.9.20 (火) マスク
布や不織布によるマスクは平面でも、使うときには顔に沿って曲面になる。その曲面そのままに削られた木製のマスクがある。木の部分は古色を帯び、各所に真鍮の鋲が打たれている。その趣はインカ帝国の仮面か、あるいは李氏朝鮮の印鑑箱のようだ。内側には、その鋲の尖った先端が突き出ているものの、顔を傷つけないよう曲げられ、叩かれ、木部に半ば埋められている。残存しているのは本体のみで、それを顔に着けるための紐は見あたらない。
明け方に見た夥しい数の夢のうち、もっとも記憶に残ったものが上記である。まこと時宜に叶った夢と思う。
コロナ下におけるマスクを巡っての考えには、宗教戦争めいたものを感じる。右派は、まるで警察か風紀委員のように周囲に目を光らせ、マスクを着けていない者にはまるで夷敵に対するような視線を送る。一方左派は「馬鹿くせぇ」とばかりに素面を通し、マスクを付けるよういくら言われても無視を決め込んだりする。
来週には安倍晋三元首相の国葬が執行される。左派が圧倒的多数、というよりマスクに関しては馬耳東風だろう欧米系外国人に対して、政府はどのような対応を求めるだろう。
朝飯 人参と獅子唐の天ぷら、オクラのおひたし、茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、納豆、トマトの甘酢漬け、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、若布と大根の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 隠元豆のバターソテー、蓮根のきんぴら、茄子の味噌炒り、ピーマンの肉詰め、夏太郎らっきょう、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)、本沢屋の2種の団子、CAMUS NAPOLEON EXTRA(生)