2022.9.16 (金) 熱狂と鎮静
夕刻にひとりで店番をしているところに日光金谷ホテルのスズキノブヒコ副支配人がいらっしゃった。そして手提げ袋からパンフレットを取りだし手渡してくださった。パンフレットは”La Festa Mille Miglia 2022″のものだった。そこにはこの4日間にわたるラリーの2日目、つまり本日のゴールは日光金谷ホテルおよび中禅寺金谷ホテルと記されてあった。
2013年、2トン車で5台分にもなる、ほとんどは親の遺したあれこれを捨てて、自宅の4階を改装した。環境を簡素にすると、他についても簡素にしたくなることを、そのとき初めて知った。つきあいもそのひとつで、クルマに関係する、学生のころから会員だったクラブを辞めた。前年に会員になったばかりの、別のクラブからも退いた。
1920年代から1960年代にかけて作られた数十台の綺羅星は今夜、昼の熱狂を静かに鎮めながら、高原のホテルで眠りに就く。その駐車場の景色は、まるで夢のようだろう。
パンフレットには、知った名前が複数あった。そのうちの何人かには、いずれ年末のサーキットで会えるに違いない。そのときにはこの4日間の様子を、ぜひ聞いてみたいと思う。
朝飯 スペイン風目玉焼き、焼叉とモヤシの酢漬け、納豆、蕪のぬか漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 きのうの夜のおかずを流用した弁当
晩飯 ピーマンの炒りつけ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、薩摩芋のレモン煮、秋刀魚の塩焼き、夏太郎らっきょう、ごぼうのたまり漬、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生)、餡パン、OldParr(生)