2022.9.13 (火) まけいくさ
きのう読み終えた本を棚に戻す。そのおなじ区切りの中に、何年も前に買いつつ読んでいない文庫の上下がある。これについては先日、堀江貴文が激賞する動画をたまたまウェブ上で目にして「へー、ホリエモンもこんな本を読むのか」と一驚を喫した。
と、ここまで書いて「一驚を喫したとは、オレの日本語も古いね」と感じる。
「治療のホー、今日で終わりになりますね」と、いま通っているところではない別の歯医者で言われたことがある。「ホーは要らねぇだろう」と思うが名詞には「ホー」を付属させるのが今様である。「お席はこちらになります」と、予約した料理屋で言われたことがある。「こちらでございます、じゃねぇのか」と思うが「なります」が今の最大公約数である。「みたいな、の後は何だよ」と訊きたくても、会話においては「みたいな」で文節を切る例が、今は過半ではないか。
世はおおむね多数を獲得した側が正しいとされる。そこに属さない人は否定され、排除され、あるいは無視される。それが何千年も続いてきた事実。「それはちょっと」とみずからの意見を主張しても、負け戦は必定なのだ。
朝飯 茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、オクラのおひたし、納豆、トマトの甘酢漬け、蕪と胡瓜のぬか漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と小松菜の味噌汁
昼飯 茄子とピーマンのつゆの素麺
晩飯 マカロニサラダ、パン、茹でたブロッコリーを添えた鶏のクリーム煮、Chablis Billaud Simon 2018、マンゴー