2017.4.23 (日) 町内役員親睦旅行(2日目)
目を覚まして枕の下のiPhoneを取り出し見ると、時刻は4時30分だった。この時間なら、長い夜をやり過ごすべく本を手に館内の明るい場所を探して歩く必要はない。同室のウカジシンイチさんとクロスカオルさんも間もなく起きて、大浴場へと向かった。
老人は、早く目を覚ました分だけ早く腹を減らす。大きな温泉ホテルに宿泊をすると、オープンの15分も前から朝食会場に押しかけ行列する老人たちの姿を、いとも簡単に目にすることができる。
きのう仲居さんさんに教えられたところによれば、朝食は7時からとのことだった。我々10名の中にも早まった者が複数いて、彼らは「ご用意ができましたらお呼びします」と言われ、すごすごと引き返してきた。
「泣いてたまるか泣くのはしゃくだ、泣けば喜ぶ奴ばかり、意地が男のつっかい棒だ、ぐっとこらえて持ち上げろ」とは、水前寺清子が歌う「艶歌」の、星野哲郎による歌詞である。温泉ホテルの朝食に臨んでは、いくら腹を減らしていても、この「ぐっとこらえて」が肝要である。
08:20 下田ビューホテルを出発
08:28 宝福寺着。山内容堂と勝海舟の会談の様子、唐人お吉の生涯について聴く。
09:50 旧澤村邸前着
10:00 ペリーロードを散策
10:10 了仙寺着
10:18 下田を出発
11:23 「いろり海産」でショッピング
12:03 伊豆シャボテン動物公園着
12:15 「ギボン亭」で昼食
13:35 伊豆シャボテン動物公園を出発
14:22 萬城の滝を見学
14:42 「石庭わさび園」を散策
14:50 隣接の「わさびの大見屋」でショッピング
15:20 修善寺駅前を通過
16:06 「伊豆フルーツパーク」でショッピング
16:58 東名高速道路足柄付近で渋滞に阻まれつつビンゴゲームを開始
17:30 激闘の末「関東バス旅行社」の旅行割引券1,000円分を獲得
17:50 都夫良野トンネル付近で渋滞を脱する。
18:02 東名高速道路中井P.A.着
20:05 東北自動車道佐野S.A.のスマートI.C.から一般道に降りる。
20:10 関東自動車佐野営業所着
20:45 東武日光線栃木駅前着
21:27 JR日光線鹿沼駅前着
21:50 関東自動車下金井駐車場着
22:15 帰宅
バスの車内で18時に配られた夕食は家まで持ち帰った。そして予想外に美味いこの弁当を肴に焼酎のお湯割りを飲む。
春日町1丁目の役員による親睦旅行においては「どこへ行くか」とか「何をするか」については、大した問題ではない。皆で朝からバスに乗り、酔って寝入らない限り歓談を続ける。夜は勝手なことを言い合いつつ宴会をし、飲んで歌う。翌日はまたバスに揺られて終日、気楽な話題で盛り上がる。それがとても良い感じなのだ。来年は14名中の、今年は来られなかった4名も参加できれば幸いである。
朝飯 「下田ビューホテル」の朝のお膳
昼飯 「伊豆シャボテン公園ギボン亭」の昼のお膳
晩飯 「関東バス旅行社」支給の「駿河湾しらす弁当」、胡麻焼酎「紅乙女」(お湯割り)